후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면
天下の民みな覇政の沢に沈酔し、一旅を以て天下を争わんとしたる幾多の猛将梟漢の子孫が、柳営の一顰一笑に殺活せられつつある際に、彼の烱眼は、早くも隣国の形勢に注げり。彼は愛親覚羅氏が絶漠より起り四百余州を席捲するの大機を洞観し、国防的経綸を画せり。彼は思えり、北狄、支那を呑む、延いて我邦に及ぶ、殷鑑蒙古にありと。彼は思えり、その来らざるを恃むなく、我が待つあるを恃むべしと。彼は思えり、食を足し、兵を足す、これ国防の主眼なりと。彼の経綸は、彼の不覊なる傲骨と共に、寂寥たる蕭寺の中に葬られたり。滔々たる天下は、温かなる泰平の新夢に沈睡して、呼べども覚むべしと見えざりき。
眼を転じて海外を眺れば、鄭芝竜(正保二年)は、我邦に向って、明の援兵を請いつつあるに際し、英国においては鉄漢クロンウエル虎視竜蟠し、大いに海軍を拡張し、海王の覇権をば、和蘭の手より※してこれを奪い、余勢の及ぶ所、西班牙の領地たる西印度のジャメイカを取り、元禄の末宝永の始めにおいては、東洋に向って漸く立脚の地を占め、一千七百〇八年(宝永五年)においては、東印度商会の設立を見るに及び、駸々乎として支那辺海に迫るの勢を養えり。