일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんていやわ

探偵夜話

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 探偵夜話(たんていやわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,363자 · 277화면

아오조라 문고

それでも人家は百七八十戸もあって、村の入口には商売店なども少しはある。――昔は奥州街道の一部で、上り下りの大名の道中や、旅人の往来などでかなりに繁昌したそうだが、汽車が開通してからは、まるで火の消えたように寂れてしまった。この話の起こった明治十四、五年の頃はまだ汽車もなかった時代だが、それでも昔にくらべると非常に衰微したといって、僕の祖母などはときどきに昔恋しそうな溜め息をついていたのを、僕も子供心に記憶している。これから僕が話すのは、その亡びかかった奥州街道の薄暗い村里に起こった奇怪な出来事だと思ってくれたまえ。

その頃は村の奥に大きい平原があって、それはかの殺生石で有名な那須野ヶ原につづいているということであった。今日では大抵開墾されてしまって、そこには又新しい村がだんだんに出来たが、僕の少年時代にはなるほど九尾の狐でも巣を作っていそうなすすき原で、隣り村へいくにはどうしてもそのすすき原の一角を横切らなければならない。そこには、夏になると大きい青い蛇が横たわっているのを見た者がある。秋から冬にかけては狐が啼く。維新前には追剥ぎにむごたらしく斬り殺された旅人もあった。