후리가나로 읽는 일본 고전
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「しなゆうき」
支那游記
芥川 竜之介의 支那游記(「しなゆうき」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,859자 · 105화면
恰も細且強靭なる時計の弾機に触れしが如し。卓を隔てて予と相対す。氏は鼠色の大掛児を着たり。」
李氏は東京の大学にいたから、日本語は流暢を極めている。殊に面倒な理窟なども、はっきり相手に会得させる事は、私の日本語より上かも知れない。それから手控えには書いてないが、我々の通った応接室は、二階の梯子が部屋の隅へ、じかに根を下した構造だった。その為に梯子を下って来ると、まず御客には足が見える。李人傑氏の姿にしても、まっさきに見たのは支那靴だった。私はまだ李氏以外に、如何なる天下の名士と雖も、足からさきへ相見した事はない。
「李氏云う。現代の支那を如何にすべきか? この問題を解決するものは、共和にあらず復辟にあらず。這般の政治革命が、支那の改造に無力なるは、過去既に之を証し、現在亦之を証す。然らば吾人の努力すべきは、社会革命の一途あるのみと。こは文化運動を宣伝する『若き支那』の思想家が、いずれも呼号する主張なり。李氏又云う。社会革命を齎さんとせば、プロパガンダに依らざるべからず。この故に吾人は著述するなり。且覚醒せる支那の士人は、新しき智識に冷淡ならず。否、智識に餓えつつあり。