일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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「しなゆうき」

支那游記

芥川 竜之介

芥川 竜之介의 支那游記(「しなゆうき」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,859자 · 105화면

아오조라 문고

然れどもこの餓を充すべき書籍雑誌に乏しきを如何。予は君に断言す。刻下の急務は著述にありと。或は李氏の言の如くならん。現代の支那には民意なし。民意なくんば革命生ぜず。況んやその成功をや。李氏又云う。種子は手にあり。唯万里の荒蕪、或は力の及ばざらんを惧る。吾人の肉体、この労に堪うるや否や、憂いなきを得ざる所以なりと。言い畢って眉を顰む。予は李氏に同情したり。李氏又云う。近時注目すべきものは、支那銀行団の勢力なり。その背後の勢力は間わず、北京政府が支那銀行団に、左右せられんとする傾向あるは、打消し難き事実なるべし。こは必しも悲しむべきにあらず。何となれば吾人の敵は――吾人の砲火を集中すべき的は、一銀行団に定まればなりと。予云う。予は支那の芸術に失望したり。予が眼に入れる小説絵画、共に未だ談ずるに足らず。然れども支那の現状を見れば、この土に芸術の興隆を期する、期するの寧ろ誤れるに似たり。君に問う、プロパガンダの手段以外に、芸術を顧慮する余裕ありやと。李氏云う。無きに近しと。」

私の手控えはこれだけである。が、李氏の話しぶりは、如何にもきびきびしたものだった。