일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんせい

新生

島崎 藤村

島崎 藤村의 新生(しんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,815자 · 663화면

아오조라 문고

その日は巴里に在留する美術家仲間は大抵集まった。送られる助教授は帰って行く人で、送る連中は残っているものだ。旅の心持は送るものの方にも深かった。丁度遠い島にでも集まっているもののところへ迎えの船が来て、ある一人だけがその船に乗ることを許されたように。助教授は若い連中からも気受の好い人であった。日本飯屋のおかみさんの家に外国人を混ぜずの無礼講の会でもあって、無邪気な美術家らしい遊びに皆旅の憂さを忘れようとする場合には、助教授は何時でも若いものと一緒になって歌った。このさばけた先達を見送ろうとして、よく鎗錆を持出した画家と勧進帳を得意にした画家とはダンフェール・ロシュルュウの方面から、口三味線の越後獅子に毎々人を驚かした画家はモン・パルナッスから、追分、端唄、浪花節、あほだら経、その他の隠し芸を有った彫刻家や画家は各自に別れ住む町々から別離を惜みに来た。岡はまた帰国後の助教授の口添に望みをかけて、あきらめ難い心を送るという風であった。こんな場合ででもなければめったに顔を合せることも無いような美術家とも岸本は一緒になった。仏蘭西の婦人と結婚して六七年も巴里に住むという彫刻家にも逢った。