일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あすはてんきになれ

明日は天気になれ

坂口 安吾

坂口 安吾의 明日は天気になれ(あすはてんきになれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,679자 · 228화면

아오조라 문고

パチンコ屋で一番根気よくねばっているようなのが昔なら碁席の常連になっているのかも知れない。

私も一度、人に世話して碁席をやらせたことがある。京都伏見で計理士の次に弁当屋の二階に住んだ。この弁当屋に宴会席のつもりで造っておいた特別の二階があって、シガない弁当屋になってからは宴会もないから不要な物になっている。ここに碁会所をひらかせたのである。

なぜ碁会所を開かせたかというと、ここのオヤジが日本一に碁が好きだ。そのくせ日本一に碁がヘタなのである。

「ちょっと教えてくれまへんか」

と云って、仕事がヒマになるとすぐ碁盤をもってくる。そのころは私も碁がヘタだった。段にセイモクという仁にまたセイモクもおかなければならないほどヘタであった。ところがオヤジはその私にセイモクおく仁にまたセイモクおいても勝てない。置石の数で勘定すると三十六級という位置に相当することになるが、この位置の碁打が実際的にどういう手を打つかというと、つまり当りの石をつなぐ。それだけである。

碁には四ツ目殺しという第一課がある。石の生き死にとはどんな形か、ということだ。その第一課の生き死にをどうやら心得ているだけなのである。