후리가나로 읽는 일본 고전
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あすはてんきになれ
明日は天気になれ
坂口 安吾의 明日は天気になれ(あすはてんきになれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,679자 · 228화면
真庭念流
1
棒を刀のように振り廻すものとでも考えたら大マチガイで、まるで棒が手中に吸いこまれて、前後左右上下の諸方から無際限に目にもとまらぬ早さでとびだし襲いかかってくるものと思い知っておかねばならぬ。
男女ともに護身用としてこれほど得がたい術はないように思ったが、特に家に留守をまもる婦人にはこの上もない術であろう。
もっとも人が護身用の術を必要とするような時代は慶賀すべきではないけれども、血なまぐさい乱世の気配は遠ざかるどころか益々近づくおもむきもあって、かかるときに、大男の暴漢ヌッと室内に上りこむや、ギャッと叫び、とたんにヒバラを押えてひッくり返っている。小娘が四尺二寸の杖をたずさえてニコヤカに現れるなぞという図は愛嬌もあり実効もあって面白い。
亭主の威力地におち、女房が武力をふるうに至ると、乱世もおさまるかも知れない。
真庭念流
1
むかし立川文庫という少年用の講談本があった。たいがいの男の子はこれを愛読する一期間をへて成人したものである。
私はそのなかで、真庭念流という独特の剣法を使う樋口十郎左衛門になんとなく郷愁に似たような愛着を感じていたものだ。
上州の馬庭という寒村に、先祖代々念流という独特の剣法を伝える樋口十郎左衛門がすんでいる。