후리가나로 읽는 일본 고전
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あすはてんきになれ
明日は天気になれ
坂口 安吾의 明日は天気になれ(あすはてんきになれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,679자 · 228화면
遠い海まで泳ぎに行けないから、風呂桶に水をみたして冷水浴をする。東京の水道の水は生ぬるくて冷水浴の喜びは味えないが、私は幸い東京でも井戸のあるところに住んでいたから、存分に冷水浴をたのしむことができた。
満々と汲みたての井戸水に五分間もつかっていると骨のシンまで冷えてくる。そこをもう一ツ我慢してつかっているには、そろそろ歯を食いしばらなければならない。そのへんまで我慢して悠々と風呂桶をでるのは悪い気持ではない。
盛夏の候も、暑い日ざかりに冷水浴を三度もすると、あまり暑さを感ぜずに過すことができる。その代り、胃腸にはわるい。とかく下痢をしがちである。しかし、近年は、これをやらないと、夏の日中には仕事ができないから、今でもやらざるを得ないのである。
戦争中、燃料がなくて秋になっても風呂が燃せなくなったから、ままよ、いつまで水風呂に入れるか、ひとつ試してやろうと考えた。また一ツには、いずれ本土も戦場になって、寝るに家もないような事態をむかえるかも知れないから、観音様の縁の下で冬を越している乞食に負けないような体質を用意しておこうと考えたせいもあったのである。