후리가나로 읽는 일본 고전
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あすはてんきになれ
明日は天気になれ
坂口 安吾의 明日は天気になれ(あすはてんきになれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,679자 · 228화면
その地球の表土の上にフロ桶もあるし、下駄をぬいで上れば茶の間もある。
ガランドウは今では十一人の子持ちであるが、当時は八人の子持ちで、小田原きっての貧乏で勇名をとどろかしていたのである。
しかし今から思うと彼の貧乏は豪勢なものであった。彼は肉屋と魚屋に予約しておって、ハキダメへすてる臓物シッポ脳味噌アラの類を石油カンにつめて届けてもらう。本日は十五銭でよろしとか、本日は二十銭なぞと運んできた小僧がお金を受けとって行く。だいたい石油カン一ツのハキダメ向けに色をつけた品が十五銭から二十銭ぐらいで買えた。
ところがこれが非常に美味である。魚のアラが美味であることは浜そだちの日本人なら大がい知っているが、日本の肉屋がハキダメへ捨ててるものが獣肉中の王座を占める珍味だということは全く知られていない。
私が去年ヒダの高山でランチを食ったら山奥には珍しく牛のシッポのシチュウを使っていた。シチュウには普通牛のシッポを使う。タン(舌)はしつこいが、シッポはあっさりしていて素朴ななつかしい味である。
けれども牛のシッポや脳味噌を使う料理屋は田舎にはたくさんはないから、主としてハキダメへ捨ててしまう。