후리가나로 읽는 일본 고전
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あすはてんきになれ
明日は天気になれ
坂口 安吾의 明日は天気になれ(あすはてんきになれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,679자 · 228화면
代々里に隠れて、敢て立身をもとめない。門弟は主として里人で、里人みな剣を使う。里人のなかに四天王小天狗八剣士などというのがあり、他流の豪傑がこの田舎剣法にからかいに行くと、野良の百姓にコロコロやられてしまう。こんな村が実在したら、さぞ面白かろうと思わず郷愁に似た感慨を覚えるような物語なのである。
ところが、この村が、そして剣法が、歴史的に実在したばかりでなく、今日に於ても尚昔日のままに実在しているのである。
群馬県多野郡入野村字馬庭。そこに樋口家も、その道場も、また今なお剣を使う百姓たちも、そして四天王すらも、みんな実在している。
高崎から上信電鉄という下仁田行きの電車で山峡の里にはいったところ、上毛三碑といって国史上重要な意味をもつ千何百年の石碑が三ツある。その三碑の所在するちょうど中程のところに馬庭という里がある。
しかし、樋口家は三碑のように馬庭の里に千何百年の剣の歴史を伝えているわけではない。もとは木曾義仲を育てた樋口次郎から起っている。木曾に樋口村というのがあって、そこの出身である。恐らく長男が木曾に残り、次男が村をでて上州馬庭に至ったものらしい。