일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶそうせるしがい

武装せる市街

黒島 伝治

黒島 伝治의 武装せる市街(ぶそうせるしがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,959자 · 234화면

아오조라 문고

「なに、あいつは朝鮮人だよ。」

と軽蔑しきった態度で答えた。

ここでは、邦人達は、労働することと、※(「やまいだれ+隱」、第4水準2-81-77)者となることを、国辱と思っていた。

邦人達は、つい三丁先へ野菜ものを買いに行くのでも、洋車にふんぞりかえって、そのくせ、苦力にやる車代はむちゃくちゃに値切りとばして乗りつけなければ、ならないものと心得ていた。

落ちぶれた、日本人が、苦力達の仲間に這入って、筋肉労働を売っているとする、――そういう者も勿論あった。

と、

「ふむ、あいつは朝鮮人だ!」

洋車の上から、唾でも吐きかけぬばかりに軽蔑した。

親爺の竹三郎は、その軽蔑を受ける人間の一人だった。

彼は、煙槍と、酒精ランプと、第三号がなければ生きて行かれなかった。彼は、一日に一度は必ず麻酔薬を吸わずにはいられなかった。体内から薬の気が切れると、疼くような唸きにのた打った。それは、桶から、はね出した鯉のように、どうにもこうにも、我慢のしようがなかった。

幹太郎は、その親爺が、見るからに好きになれなかった。

親爺は仕事らしい仕事は殆んど出来なくなっていた。そして親爺の代りは、妹のすゞがした。