일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶそうせるしがい

武装せる市街

黒島 伝治

黒島 伝治의 武装せる市街(ぶそうせるしがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,959자 · 234화면

아오조라 문고

「ぜいたくぬかすな!」

「えゝい! 持って来い! 持って来い! 包子を持って来い!」

彼は、頭を振って叫びつゞけた。

群集は、銃を持った兵士が制するのもきかず、面白がって、前へ、前へとのり出した。幹太郎は、支那人の、脂肪と大蒜の臭気にもまれながら人々を押し割った。

うしろへまわした両手を背中で項に引きつるようにされていた囚人は、項からだけ繩をときほぐされた。眼を垂れ、蒼白に凋れこんでいた一人は、ぼう/\と髪がのびた頭をあげた。

「俺れだって、好きや冗談で土匪になったんじゃねえんだぞ………」悲痛な暗い声だった。

動かせないように囚人の頭と、背を支える二人の地方がこづきあげた。動かせないのは、斬り易くするためだった。

「包子をよこせい! 包子をよこせい!」

「またあの眉楼頭(デボチン)は駄々をこねてるよ。」

幹太郎の傍で、紫の服を着た婦人が囁いた。前髪をたらしていた。すると、そのうしろの前歯のない老人が、

「やれ、やれ、もっとやれ! 困らしてやれい!」とそこら中へ聞えるように、何か明らかな反感をひゞかせて呶鳴った。

幹太郎は群集にもまれながら、うしろから肩をつつかれた。