일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

万一虚偽の入れ札をなすものは下手人同罪であるから左様心得ておくように」

神文誓紙の形式をとった上に、改めて扶持高の者から順々に一名ずつ書記机の前へ呼んで、熊野神紙へその当人の怪しいと疑いを抱いている者の名を書かせる。

思い当りの全くない者は、

(誓って存じ寄り無之)

と書いて棄権しても一向差支えないのですが、後になって、当然知っていながら逃げたと分ると、これまた下手人同罪をまぬかれない破滅を求めるので、うかつなことも書けず当りさわりなく逃げておくのも容易に許されない仕組。

扶持高の順番が一人一人廻ってきて、やがて指名されたのは今井二官です。二官は御封庫破りの騒ぎも寝耳に水でありましたし、それを手引したという疑いをもつ者なども、自身の周囲には思いよるところがないので、そのまま正直に、

(誓って存じ寄り無之)

と、入れ札をすまして引き退がりました。

次には、その愛娘のお蝶の番。

お蝶の濃艶な姿はこんな情味のない席にあって一層衆目をひきながら、静かに書記机の前へすべって、歌でも書くようにスラスラと何か入れ札を了えて父のそばへ戻ってくる。

最後に、八、九人の仲間小者も、型の如くいちいち呼ばれて立って行く。