일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

「ところが、今お粂の姿を見かけたので、七番堂に居たのだが飛び出して来たのだ」

「ヘエ……今もここを通りましたか」

「手懸りがあったとおれの方へ報らせておきながら、手前がそれを知らねえたあ何のこッた」

「いえ、ふたりの落着いた宿は、もうすっかり突き止めちゃあいるんですがね」

「というと、金吾様も、そこにいるんだな」

「この先の筑波屋という家の、裏二階に部屋を取っています」

「この人混みじゃ立話もできねえ。向うの七番堂にゃあ万太郎様もおいでになっているから、とにかく、そこへ行って相談をするとしよう」

「えっ、万太郎様? ……あの尾州家の若殿様が来ているんですか」

「きさくなお方だけれど、馴れるにまかせて、御無礼な真似をしちゃいけねえぞ、いいか伝吉」

「へい、ですが」

「窮屈がることはねえ、ただ、それくらいな気持でおれに尾いて来い」

法蔵院の前の八ツ橋を渡って、つつじを植込んである築山の細道、以前の七番堂の丘へふたりは戻ってゆく。

すると、ふたりが通り過ぎた池のほとりから、ひとりの男がのっそりと、五、六歩あるいて見送りましたが、

「はてな? ……どこかで今の奴は見たことがあるぞ」