일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

見るとそれは、やはり日本左衛門の手下のひとり、尺取の十太郎です。

それがまた、前に来た新助と同じように、店の者の目をぬすんで、そッと、一本の封書を託して帰っていく。

「ははあ」

と、九兵衛はやっと思い当ッて、

「おれの家の奥に、日本左衛門が潜伏しているので、手下の奴らは表向きに訪ねて来ることもならず、たばこ売りに化けて、つなぎを取っているのだ」

案の定。

それからも千束の稲が来る。雲霧の仁三が来る。そのほか、有名無名の白浪たちが「目ざまし草」の胴乱をかけ、たばこを仕入れに出入りします。

しかし、人出入りの多い秦野屋の店、わずかな品を仕込みにくる「目ざまし草」の行商も、この者達ばかりではありませんから、店の手代や丁稚も、べつにそれを不審とも思っていません。

が、不審は九兵衛の胸にあって、どうも、こう頻繁に奥と世間でつなぎをとっているところを見ると、奥にいるあの二人は、ただ江戸から足を抜くばかりの目的ではなく、何かほかに仕事をもくろんでいるものに違いない。

こう考えて、九兵衛ある一日、

「兄貴、さだめし退屈だろうな」

それとなく、二人の腹をさぐりに、奥の座敷へ茶をのみに来ました。