후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
えどさんごくし
江戸三国志
吉川 英治
吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면
次郎の答えは率直です。彼には邪心がありません。邪心のない者は人を疑わない。
殊に万太郎のたずね方がやさしいので、やや感傷的な気持でここに泣いていた次郎は、自分の落度を訴えるように、相手がたぐる話の糸に引き出方れて、その話すところ訴えるところに、少しも包みかくしがないのです。
――自分や月江様が熱海から帰った晩の夜宴のこと。
また、その晩の騒動。
あれからのいきさつ。
調子に乗って石神堂から取出した般若の仮面をつけたまま、逃げた曲者を追ッかけ追い廻し、その揚句、あまり疲れたためこの鍛冶小屋に立ち寄って、両親に甘えながらツイそのまま寝込んでしまったのが、あとで思えば自分の不覚。
ちょうど同じその晩――
父の半五郎が連れて来て奥へ寝かしておいた素性の知れない女が、自分が顔に被って寝ていた般若の仮面をはぎ取り、夜の明けないうちに、何処ともなく姿を消して、あとの寝床はもぬけの殻となっている。
半五郎は怒ッて、その翌日、早速女の行方をさがしに出かけたが、とうとう姿が見つからず、と言って、このまま捨てておくのも業腹だし、仕事も手につかないといって、二、三日前にまた家を飛び出したが、まだ帰って来ないところを見ると、やはり行方が知れないのかも知れません――と次郎はここで元気なく話を区切り、うつろな顔を上げて昼の雲を眺め