일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

臙脂怨

伊兵衛と馬春堂とが、昼寝の狸をきめこむ事にした例の家の二階では、お粂をとりまいて、一座の男や女に土地の遊び人が二、三枚加わって、西陽の窓にすだれを垂れこめ、浅ましい眼色になりながら、手なぐさみのウンスンに夢中であります。

ウンスンというのは、南蛮カルタ、天正カルタ、坊門カルタなどの類と同じに、そのころ流行った一種の骨牌の称呼であります。

どんな戯法をしたものかわかりませんが、彩画職人部類のえがくところを見ますと、後に行われた花合せとはひどく違って、数字をあらわす〇と点と線だけで図をなしている異国的な象徴模様に、わずかな彩粉がほどこしてあるのみです。同じなのは、やはり札の数が、四十八枚、そして、それによって銅財の争奪をたのしむこと、また、平常は程よくつつみかくしている獣的な個性までを遺憾なくさらけ出して惜しまないことも、博戯に今昔の差はありません。

「どうしたんだろう、今日は」

旗色がよくないと見えて、お粂は札を手にするたびに、眉をひそめたり、じれたりしている。

じれたり、ぐちをこぼしたりするほど、骨牌は意地悪な道化者みたいに、さしずめ人間の顔ならば、ベッカッコーや舌出し小僧をして見せるような札面を出して来て、いつのまにかそれによって遊ぶ人間が、あべこべに骨牌の玩具になっております。