일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

と、いきなり髪の毛をつかもうとする。

そっとあのままで目がさめたら、さだめし、やけ酒のあとのさびしさが一時に襲って、ふたたび酒にでも走らなければ耐えられなかったのかも知れないのが、この唐突な暴力組のために、彼女はかえって強くなり得ました。

で、髪へのばして来た相手の腕を、薄い手のひらのこばで、こッぴどく払いつけて、

「しゃれたまねをおしでない。小屋の木戸口や楽屋裏へ来て、芸人の冷や飯をもらって歩くお前たちが、口出しをする幕じゃあるまいに」

「女のくせにしやがって、きいたふうな事を言やあがる。こう、気の毒だがおれ達は、太夫元から頼まれて、てめえの一座に前貸しの給料を取り返しに来たんだからそう思ってくれ」

「いくらがみがみ言われても、ない袖はふれないよ」

「よく捨てばちをほざいたな。よし、金がなければ、そのからだを廓へでも何処へでも売りとばしてやる。さッ来やがれ」

一人は早くもうしろへ廻って、お粂のきき腕をねじ上げました。

無論、いくら相手が三文奴でも、六人と束になって来られては、自分ひとりの力でどうにもならない成行きは分りきっておりますが、こうなると、弱くなれないお粂でした。