일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

青い編笠に紺かたびら、藁草履の音を静かに摺って、最前から、二度ほどその寺町を行き戻りしていた侍が、

「はてな、さっきの八刻半は聞きちがえであったろうか」

つぶやきながら、とある所の欅の根に腰をおろして、

「――でなければもう九刻、そろそろ見えてもよい時分だが」

と、くり返して、道のあなたをしきりと見ています。

と――近づいて来る人声がある。

「来たか」

と侍は、すぐ腰を立てましたが、その人影が期待とちがって、二人連れであったのに驚いて、急に自分の影を欅のうしろへかくしました。

すると。

そこを通り過ぎたふたり連れの影は、何か、ヒソヒソとささやき合いながら、うっそうとした岡の森にある鼻寺の山門へ吸いこまれて行った様子です。

それをやり過ごして、欅のかげを離れた侍は、二ツのうしろ影へ編笠のつばを上げて、

「不思議だ! 今のやつは、四ツ目屋の新助に雲霧の仁三、たしかに、あの二人に相違なく思われたが?」

棒立ちになって、そこに小首をかしげておりますと、その姿を見つけたらしく、石屋のわきの石置場を抜けて大股に急いで来た秦野屋九兵衛が、屈み加減に、さぐり声をひそめて、