일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えどさんごくし

江戸三国志

吉川 英治

吉川 英治의 江戸三国志(えどさんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 577,271자 · 1141화면

아오조라 문고

「では、夜も更けます故、どうぞあちらの寝間で御休息を。……手前はよいに早寝をいたしました故、家人どもの寝しずまっている間に、この絵図に註を入れておくことにいたします」と、老人は、机の上に樟板の図面をのせて、硯や細筆を調べはじめました。

万太郎が元の席へ帰って来た時に、ちょうど、金吾も庭先からそこへ来合しておりましたが、何か、いつもの落着きを乱されている様子が彼に見えました。

で、万太郎は最前の廊下のささやきを思いうかべて、

「金吾も月江に恋をしているのであろう。月江も金吾を恋している。さすれば、千蛾のたのみをかなえてやる事は、なんでもない事だ」

ひとりのみ込みに合点して、案内された一室の夜具に身をいれると、夢はもう夜光の短刀を手にいれた気で羅馬に渡る日の波音を聞いております。

金吾は、その次の間へ。

釘勘はその縁向うの部屋へ。

そして狛家の郷士たちも、それぞれ燭を滅して、奥の詰部屋に引きとり、やがてグッスリと寝入った様子です。

ひとり、やつでの窓に灯をかかげて、樟板の秘図に注釈の筆をコツコツといれていたのは千蛾老人で、シーンと夜半の寒さが身に迫ってきたせいか、時々、彼のしわぶきがそこから漏れて来る。