轻松读懂日语经典作品
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ふしぎなひと
ふしぎな人
江戸川 乱歩
「たのしい二年生」大日本雄弁会講談社/講談社、1958(昭和33)年8月~1959(昭和34)年3月<br>「たのしい三年生」講談社、1959(昭和34)年4月~12月
N4 · 入门 · 新字新假名 · 44,138 字 · 89 页
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ポケット小ぞう
そして、いよいよ、名たんてい明智小五郎や小林少年の大かつやくが始まるのです。
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ポケット小ぞう
かいじん二十めんそうが、たけしくんときみ子ちゃんのおとうさんのほうせきをねらっているというので、たけしくんの家では、いつも、げんじゅうな見はりがついていました。
木村さんの書生がふたり、うんてん手の栗田、それから、明智たんていのぶかの男がふたり、ぜんぶで五人が、こうたいで、家の外と中を見回っているのでした。
木村さんは、一間にとじこもったきり、なにか考え事をしています。おとうさんの、そんな様子を、たけしくんは、ふしぎに思いました。
いつものおとうさんと、まるでちがっているのです。
ゆうべ、夜おそく、手あらいに行ったとき、ろうかで、おとうさんに出会いましたが、おとうさんは、ものもいわないで、おそろしい目で、たけしくんをにらみつけました。
おとうさんのそんなおそろしい目を見たのははじめてなので、たけしくんは、すっかりおびえてしまいました。
そのほかにも、まだ、いろいろあやしいことがあったのです。
たけしくんは、そのあくる日の夕方、ひとりで、門の外に立っていました。