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にっき
日記
宮本 百合子
10 一九二四年(大正十三年)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 40,778 字 · 82 页
八月十七日
八月十八日
八月十九日
月のよい晩、泊る。
八月十七日 日
父上から電話、ホテルに夕食に行くから五時半に車を廻すと。Y(少しがっかりした。今日はゆっくりして行けると思ったのに)と、車に行って見ると、国、母上が急に帰京されたので、林町へ行けと。
八月十八日 月
青山の小南を引きあげさせかたがた牛込に一寸廻る。そして、二十日にあさかにゆくことにきめる。全く、東京に居ると、私共は落付けない、ゆつくり会いたい丈会って居られない。いつでも中途で呼ばれたり何かする。自分もいやだ。彼女もさぞいやだろう。私を半人足と呼ぶのも無理なし。
小南をつれてかえる。
八月十九日 火
(これを一月以上のちに見ての感じは違う。それでも、彼が或楽しみをもって生活して行ってくれればよろしという心持。)
Aに対する不快。云いがたいものがある。彼は、私に職務をすてること、その他、殆ど threateningly に(決定的に)話して居ながら、周囲が、まあそれには及ぶまいとか、協和的な慰問を与えると、その言葉に責任をもたせ、結局現状をつづけて行く。医者のことでも何でもそうだ。すべてひとに責任を負わせる。実にミーンだ。