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にっき

日記

宮本 百合子

10 一九二四年(大正十三年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 40,778 字 · 82 页

青空文庫

四月十四日

四月十七日

四月二十日

四月二十一日

四月二十二日

特に花嫁の妹、そのいや味なことお話しにならず。

四月十四日 月

A、学校が始る。

(『婦人世界』の安田蓼花と云う男は、いやな性格のところがあると思う。)

短かい詩のようなもの、三枚。送る。

四月十七日 木

「心の河」、すっかり手入れをし『改造』に送る。

四月二十日 日

実践の音楽会、バルダス思ったほどでなし、やはり教師、芸術家にあらず。クローン、実に貧弱。音がなって居ず。

四月二十一日 月

岡本かの子さんが思いがけず来訪ケンセイ会にゆく道、一時間ばかり時間があるのでよった由。先日であったか、『文芸春秋』に出て居た大森の歌をよみ、感服した話をし、出かけに、一丁目迄送って行った。髪も結わず、米俵のような形をしたまま。Miss Eden の手紙。早熟な機智にとんだ、それで居て英国人らしい常識的な点、一寸面白し。一寸だが。

四月二十二日 火

朝、野上さんから借りて来た Boyhood stories of Famous man を読んで居ると、思いがけなく湯浅さん来。少し話し、銀座へゆき資生堂でお茶をのんでから、日比谷にゆく。ゆっくり散歩し、沢山歩き、六時頃かえる。愉快であった。