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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
「子供の科学」1937(昭和12)年4月~1938(昭和13)年12月
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 89,400 字 · 179 页
そのひもはふしぎな形をしていた。
長いゴム管のようであって、ところどころに腸詰大のこぶがついていた。そしてその先には毛のようなふさふさしたものがついていた。
その怪物はクーパーのところにちかづき、そのひもの他のはしをとって、かれの耳のうしろにはりつけた。
するとふしぎなことがおこった。いままでがやがやといっているだけで、何をいっているやらわからなかった怪物たちの声が、急にはっきり聞きとれるようになった。声が聞こえるばかりでなく、怪物たちのいっている言葉の意味がわかるようになったのだ。
この長いひもは、海底超人国で出来た奇妙な受話器であったのだ。これさえあれば、超人語が他の生物にもわかるというたいへんふしぎな器械だった。
「どうも見るからに、あいつはみにくいかっこうをしているじゃないか。おお、気持がわるい」
「なんだか体の方々が、つっぱっていて、節のところが動くんだ。われわれみたいに、どこでも自由に動かないとみえる。どう考えても下等動物だね」
「あのふさふさしているのは、触覚のある鞭毛かと思ってはじめはびっくりしたが、そうじゃない。あれは何の用もしないものさ。