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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
「子供の科学」1937(昭和12)年4月~1938(昭和13)年12月
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 89,400 字 · 179 页
Z光線と海底超人
「いや、それはわけのないことです。その環状山が太陽の光に照らされて、月の表面に長いかげをおとします。そのかげの長さをはかってみればいいのです。あとは月と地球の距離がわかっており、また地球から影の両端を見たときの角度がわかりますから、あとは三角法を使って楽に計算できるのです」
「なるほど、なるほど」
船長の顔は、だんだんと緊張にかがやいてきた。
博士の無線電話も、いよいよ熱してきた。長良川博士は、さらにこれからどんな異変について語ろうとするのでしょうか。
Z光線と海底超人
長良川博士の無電は、またつづいた。
「すこしむずかしくなったようですが、面白い話ですから、もっと聞いてください」
と博士はいってから、
「そのコペルニクス山の崩壊度を、わたしのヨットで地球を一まわりしながら観測してまわってみました。ところがね、その結果として、大西洋から月へむかって電波のはやさでもって不可解な放射線が発射されているため、それでその崩壊がおこなわれていることがしょうめいできたのです。わかりますかね」
「いや、なんといってよいか、実におどろくべきことですね。それからどうしました」