轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 196,342 字 · 389 页

青空文庫

伊「止しましょうよ」

伊兵衞「若旦那どちらへいらっしゃる」

伊「何処へ往くったって些と庭でも歩かないと毒だろうじゃアないか」

伊兵衞「御一緒に参りましょう、生垣が低うございますから、跨いで逃出しでもなさると私がしくじりますから……若旦那何処へいらっしゃる」

伊「あんまり退屈だから本でも出しに蔵へ往くのだよ」

伊兵衞「お蔵へ御一緒に参りましょう」

と世の中のことを知らない人間だから、何を見ても分らんで仕様がありません。芝居の櫓を見て烟突と間違えるような人で。

伊兵衞「若旦那どちらへいらっしゃる」

伊「便所へ往くのだよ」

伊兵衞「御一緒に参りましょう」

と便所まで附いて行くというようなわけで、伊之助は段々鬱々致しまして、これが病気の原因に相成り、どッと寝付くような事になっても、看病人が有りませんから手当が行届きません事で、幾ら可愛い息子でも懲しめのために押込めて置くのですから、お母さんにも看病は出来ません、何うしたら宜かろうと心配をすると、番頭の安兵衞が、

「好い事が有ります、幸い万年町の刀屋のお嬢さんを若旦那の枕元へ呼んで、看病をおさせ申せば、若い