轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
「子供の科学」1937(昭和12)年4月~1938(昭和13)年12月
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 89,400 字 · 179 页
そういうところが、海の――大西洋のつづきにあるのだろうか。
「どうも想像のできないふしぎさだ」
クーパー事務長は、たばこの煙をうまそうに出しながらつぶやいた。
しかし、結局かれは、さっきたばこの火をつけようとしたときに、ギャッといって逃げだした怪物が何者であったかを解くことができれば、巨船メリー号が今どこにいるかがそうとうはっきり知れるだろうと思いついた。かれはそう決心すると、船内の要所要所に電話をかけて、もしや怪しき生物が現われなかったかを問い合わせた。
「――じょうだんじゃない」と船橋にいた老船長がおこりだした。「この年になるが、海の中でそんな生物を一度も見かけたことはない。クーパー君。きみは気がたしかかネ」
クーパーは無言で電話を切った。ほんとうにその怪物に出会ったものでなければ、そういうふしぎな地点へメリー号がはまりこんでいるということを信じられないのだ。
「どうだネ。シリン君」
と、こんどは機関部へ電話をかけた。
「おお、おおッ、そッ、それだッ」
と、機関長シリンは、つかえながら電話口にかじりついた。
「それがどうしたんだ」
「いや、クーパー君。そういうへんてこなやつが、さっきからウロウロしているんだ。