轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
おりべというとうき
魯山人陶説
北大路 魯山人
北大路魯山人『魯山人陶説』。同一底本的分册已合并为一书。收入:織部という陶器、乾山の陶器、芸美革新、古唐津、古九谷観、志野焼の価値、瀬戸黒の話、陶器鑑賞について、備前焼、料理と器物、雅美ということ、古器観道楽、坐辺師友。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 62,241 字 · 127 页
万暦赤絵大水甕
日本の九谷はこれら赤絵付けの特色を十分に捕え得て、弥々妙境に進んだと見るべきである。(昭和九年)
万暦赤絵大水甕
赤絵と言えば直ちに万暦赤絵を連想する如く、万暦赤絵は赤絵を代表している。そしてこの万暦赤絵の生まれた時代、それは豊太閤が朝鮮侵略に力を入れている時(一五九二年)である。近時流行する天啓赤絵は、その万暦四十七年間の後を承けて出来たものであるが、万暦からみては粗製でもあり全てが軽々しい。彼が国威も段々に衰えていた反映とも観られる。従って貫禄に欠けるところがある。それだけに気軽に賞玩し得られる日本好みでもある。由来日本人は明代の粗製品に無理のない「美」を発見して、それに鑑賞上、重きを置いている風習がある。魁、菊竹など、当時王侯貴人の用に立ったとは信じ得られぬ下手物赤絵の方に、巨金を投じてそれを楽しんでいる。このごろ、天啓赤絵の流行を見るのも若干はこの意が含まれているようだ。
万暦赤絵の性情と言うのは立派ではあっても、総じて中国の国民性たるクドクドしいものを持っていることは否めない。そのために軽々しいふうの見えないのが特徴である。鈍重であるのも価値の一つである。