輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

こきょうしちじゅうねん

故郷七十年

柳田 国男

線上閱讀柳田 国男《故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 257,350 字 · 507 頁

青空文庫

この人達が今日の民俗学を育てる一つの基礎になったのである。琉球のことなどが少しでも日本人の関心に上ったのも、東北地方などの生活が調べる値打のあることだと認められたのも、この叢書によってであった。

その前から私は貴族院にいる間じゅう、『郷土研究』という雑誌を編集していたが、貴族院もそろそろ辞めなければならない情勢になってきたと思ったので、『郷土研究』も残っていると後がまずいと考え、口実を作って四巻で廃めてしまった。大正六年だったと思う。最後に前に記したように色々の匿名を使って一人で雑誌を作り、それからはもう雑誌は出さなかった。

われわれの『郷土研究』をやめた後、岡村千秋が編集名義人になって『民族』という雑誌を出していた。人類学の岡正雄君の兄の岡茂雄君の本屋であったが、実際は渋沢敬三君がポケットマネーを出して助けていた。表紙に一回一回、植物の絵を入れたりして、なかなかいい雑誌であった。

これも四年目で潰れてしまったが、その後、折口君などが熱心に働いて、『民俗学』という大型の雑誌を出して、これは大分つづいた。この時はもう私は退いて「余が出版事業」の範囲をはずれてしまっていたわけである。