輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
線上閱讀柳田 国男《故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 257,350 字 · 507 頁
クルマゴ
ただけで停止しては困るのであって、「おもう」自分で、考え出すという風にありたいものである。
クルマゴ
もとは小学校などで、子供達が頭を互に見せ合って、真中にギリギリ(つむじ)が二つあると、二度生れた、生れかわりだといい合ったものである。今ではもう私の頭が禿げてしまったから、分らなくなったが、私ども兄弟は、みなつむじが二つあった。それで世間からみて、二つギリギリのある子供には、何か特徴があるのではないか、例えば気が早いとか、気分が変り易いとか、何かあるのではないかと注意して来たわけだが、今ではもうその必要もないほど、つむじが分らなくなってしまった。
つむじのあり所の悪いのはいけないが、二つあって、しかもそれが極く行儀よく真中にある子供は二度目、つまり生れかわりだというのである。三つの人があると、なおさらその議論が成り立ち易いが、滅多にいないらしい。
たびたび生れかわる観念として、クルマゴ(車児)ということがある。子供が生れて一年たたないうちに死んで、その翌年また生れることがあると、それをクルマゴという。中にはクルマゴ十二人目だなんていう話もあるほどで、何か母親の体質に特徴があって、そうなったかもしれないのを、そうは考えないで、生れても気に入らんからまた帰って、また出直す、そういうクルクルまわって生れて来るの