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しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
線上閱讀平田 晋策《昭和遊撃隊(しょうわゆうげきたい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 102,452 字 · 208 頁
※(「火+華」、第3水準1-87-62)代のいのり
の櫓の上に見える。
木下大佐と小川中佐の姿も見える。二人ともひげをそるひまもないのか、塙団右衛門のような顔をしている。
「ね、叔父さん、こんどはきっと勝つでしょうね。」
※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、心配そうな顔をした。やはり女だ。清君のような、強い気持には、なれないらしい。
「勝つとも! A国艦隊は全滅だッ。」
小川中佐は、朝やけの空をあおいで、もじゃもじゃのひげをしごいた。
三十六ノット! 遊撃隊は、とぶように走っている。※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんの黒い髪が、水草のように、風になびいた。
※(「火+華」、第3水準1-87-62)代のいのり
小笠原島の沖では、もう大海戦がはじまっている。
昭和遊撃隊は、「決戦におくれては大変だ。」と、朝やけの海を、大いそぎで北の戦場へ走って行く。
三十六ノットの戦闘速力だ。ものすごい勢いで、波を切って突進する。
※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは旗艦『最上』の櫓の上に立って、まだすこしうす暗い北の空を、じいーっと見つめた。美しい目に、悲しみの影がうかんでいる。
「ああとうとう決戦の時が来たんだわ。