輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

こどうひゃくわ

胡堂百話

野村 胡堂

線上閱讀野村 胡堂《胡堂百話(こどうひゃくわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 124,386 字 · 248 頁

青空文庫

孔子や老子の話と一緒に、バッハの話、ベートーヴェンの話をします。生徒も喜んで、レコードを聞きます」

名前は永瀬豊八郎。兵庫県の御影中学校だと名乗った。私のレコード講演を何かで読んで、顔を見たいと思ったのが、光一と長一と、一字違いで混線してしまったのである。戦後、便りをきかないが、健在ならば、九十歳を越えたかと思う。

「蓄友」というと、何を貯蓄する友達かときかれそうだが、蓄音機を通じての友人は、四十年間に、ずいぶん出来た。江馬修氏、南部修太郎氏、長田秀雄氏なども、それぞれ熱心なファンだったが、その中で終始変らなかったのは、上司小剣氏が一番であろう。

上司氏は、私と違って、レコードよりも、蓄音機を大事にした。何かの雑誌から随筆をたのまれて、書きも書いたり、思い切って書いた。

「うちの子供が、はね回っていて、蓄音機にぶつかって倒れたとします。私は子供の頭のコブを気にする前に、蓄音機の傷を心配するに違いない」

さあ、大変である。何々女史というような、うるさ型のおばさんが、束になって文句をつけに、来た。こんなことをいってもらっては、世道人心に害があるというのである。