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Japanische Klassiker mit Furigana

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さんごくし

三国志

吉川 英治

Lesen Sie 三国志 (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 161.356 Zeichen · 323 Bildschirme

Aozora Bunko

、第3水準1-91-82)はほんとに馬の蹄をあげて、許攸の上へのしかかってきた。

それのみか、とっさに剣を抜いて、許攸の首を斬り飛ばし、すぐ府堂へ行って、この由を曹操へ訴えた。

曹操は、聞くと、瞑目して、しばらく黙っていたが、

「彼は、馭しがたい小人にはちがいないが、自分とは幼少からの朋友だ。しかもたしかに功はある者。それを私憤にまかせてみだりに斬り殺したのは怪しからん」

と、許※(「ころもへん+睹のつくり」、第3水準1-91-82)を叱って、七日の間、謹慎すべしと命じた。

許※(「ころもへん+睹のつくり」、第3水準1-91-82)が退くと、入れ代りに、一名の高士が、礼篤く案内されてきた。河東武城の隠士、崔であった。

先頃から家へ使いを派して、曹操は再三この人を迎えていたのである。なぜならば、冀州国中の民数戸籍を正すには、どうしても崔に諮問しなければ整理ができなかったからである。

崔※(「王+炎」、第3水準1-88-13)は乱雑な民簿をよく統計整理して、曹操の軍政経済の資に供えた。

曹操は、彼を別駕従事の官職に封じ、一面、袁紹の子息や冀州の残党が落ちのびて行った先の消息も怠らず探らせていた。