Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
Lesen Sie 井上円了・世界旅行記 (おうべいかっこく せいきょうにっき) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 260.015 Zeichen · 519 Bildschirme
もし毎日平均千人ありて、一人十円ずつ費やすものと定むるときは、毎年得るところ三百六十五万円なり。これ、直接の利益に幾倍せるや知るべからず。
第一に、日本の物産外国に入るときは、海関税のために非常に高価となり、人これを得ること難し。しかるに外国人日本に来たるときは、安価にて買い入るることを得るをもって、その売りさばき方、従前に数倍すること。第二に、外国人の口に適せざる米食、米酒、醤油のごときは、まことに外国人の口に適せざるにあらず、ただその味に慣れざるのみ。ゆえに、もし日本に来たり、その滞在の間一回、二回と重ねてこれを試むるときは、次第にその味に慣れ、帰国の後もこれを用うるに至り、日本の輸出品これより増加すること。第三に、日本従来の遊興技芸(例えば書画、碁、将棋、茶の湯、挿花等)、外国人のいまだその用を知らざるものも、内地に来たりてこれを実見するときは、その風を西洋に伝うるに至ること。第四に、日本の内地の改良すなわち(道路の改良、建築の改良、美術の改良、演戯の改良等)これによりて進むこと。第五に、日本人民、西洋人の風を見て開明の事情を知り、今日喋々せる風俗の改良、自然に実行するを得ること。