Japanische Klassiker mit Furigana
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とうじょうのきじゅつし
塔上の奇術師/鉄人Q
江戸川 乱歩
Lesen Sie 塔上の奇術師/鉄人Q (とうじょうのきじゅつし) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 151.766 Zeichen · 303 Bildschirme
さいわい森下トシ子ちゃんのおねえさまが、マユミさんのお友だちを知っていましたので、そのおねえさまに紹介してもらって、なかよしの淡谷スミ子ちゃんといっしょにマユミさんをたずね、弟子にしてくださいと、もうしこんだのです。
「まあ、あなたがた、ゆうかんね。中学一年じゃ、まだはやいわ。それに、おとうさまやおかあさまが、おゆるしにならないでしょう?」
「いいえ、うちのおとうさまは、明智探偵のファンなのよ。その明智探偵の弟子のマユミさんの、またその弟子になるのですから、おとうさま、きっとゆるしてくださるわ。」
森下トシ子ちゃんがいいますと、淡谷スミ子ちゃんも口をそろえて、
「うちでは、ずっとまえに、宝石やお金がたびたびなくなることがあって、泥坊はうちのものかもしれないというので、警察にいわないで、明智先生に相談したことがあるんです。すると、明智先生がうちへいらしって、みんなをしらべて、すぐに犯人を見つけてくださったのよ。
うちのじいやに悪いむすこがあって、その人がぬすんでいたのです。じいやが、むすこをかばって、かくしていたので分からなかったの。
明智先生は、そのじいやのむすこによくいいきかせて、改心させてしまいなすったのよ。