Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.923 Zeichen · 46 Bildschirme

Aozora Bunko

一月五日

午後、福井の人で、議員をして居る人が来て、グランパの父上が、私が急に帰った事を案じて、どうした訳か行って見てくれと云われたと云って来る。喧嘩でもしてにげて来たと思いでもされたのだろう。気の毒な、決して喧嘩なんかは致しませんから、御安心下さいませと御伝え下さいと返事をする。

夜、北原白秋氏の、「よぼよぼ巡礼」をよむ。少しだらけた処はあるが、なかなかその心持はよい。ありがたいものだと思う。

一月五日 月

グランパから葉書、巖本さんから手紙と御年始。坂本さんが立つので、赤のれんから十円程の衿を買って送る。グランパの手紙。

巖本さんから来た手紙の中に、河原さんがレークジョージに居た私共と、彼女との友情をしきりに裂こうとした事があると云って居るのを見て、妙な心持がした。私共の友情をスポイルして結局彼は、何を得るのだろう。それ程にする私共に対して、何故領事館で、彼女の不平を訴えたか。私にはその間のいきさつが、ちっとも分らないような心持に成る。どうしてそうなのだろう。妙な妙なものではないか。本屋から無車さんの『幸福者』と、『第二の母』とを買って来る。近藤経一氏が「第二の母」