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Japanische Klassiker mit Furigana

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おうべいかっこく せいきょうにっき

井上円了・世界旅行記

井上 円了

Lesen Sie 井上円了・世界旅行記 (おうべいかっこく せいきょうにっき) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 260.015 Zeichen · 519 Bildschirme

Aozora Bunko

所感の詩二首あり。

墓門一過路三旋、尋到二荒墳一独悵然、落葉蕭蕭天欲レ雨、秋風声裏吊二前賢一。

(墓門をすぎれば路は三たびめぐり、荒れた墳墓にたずね至って、ひとりうらみなげいた。落葉は散り天は雨ふらんとし、秋風の鳴るなかで賢者スペンサー翁をとぶらったのである。)

一生不レ娶避二塵縁一、心血凝成五大編、埋レ骨倫敦城北地、余光千載照二黄泉一。

(一生娶らず、俗世間の縁を避け、心血を結集して五大編を書きあげた。骨は倫敦郊北の地に埋葬されて、ありあまる光輝は千年もよみじを照らすであろう。)

帰路、牧野義雄氏をその僑居に訪う。氏自筆のテムズ川の月夜の景を示されたるにこたえて、拙作を贈る。

君在二英京一耕二画田一、常揮二妙手一感二神仙一、廷無河上朦朧月、忽放二清輝一照二大千一。

(君は英京にいて画の修業をし、常にすぐれた腕をふるって神仙をも感心せしめている。廷無河のほとり、光もぼんやりとした月、それがたちまち清らかに輝き広大無辺の世界をてらすのである。〈君の画業もまた、やがてはこの月の光のごとく輝くことであろう。〉)

二十三日、晴れ。わが領事館に至り領事に面会す。文豪および史家たるマコーリー氏の古屋を、カムプデンヒルにたずねたるも、探り得ず。