Japanische Klassiker mit Furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme
三十八
儘お蘭さんを此の本堂の下の石室の中へ生埋にしたね」
海「これ/\馬鹿な事をいうな」
半「いうなったって種が上って居るからね」
海「どうしてそれを知って居る」
三十八
半治「どうしたって蛇が沼で蛇を捕るまで知って居るのだ、すっかり種が上っているのだ私も今ア兄貴を被って、長い浮世に短え命、うめえものを沢山喰って、為てい放題を為てえわさ、左様じゃアねえか、お前さん後生だ手紙を一本書いて粥河様へ紹介けてお呉んなせえ、西浦賀の江戸屋半治という女郎屋の弟だが、餓鬼の時分から身性が悪くって随分お役に立つものだと云って手紙をお前さんが書いてくれゝば宜い、その手紙を書いてお呉んなせえ」
海「止しなよ、好んで悪事の仲間へ這入る奴があるものか」
半「そんな事をいわねえで、お前さんが行くのじゃアなし宜いじゃアねえか、いう事を肯かねえと種を破るよ」
海「全くか」
半「全くとって悪事に共に荷担すれば素首の飛ぶ仕事じゃアねえか」
海「うん、左様了簡を極めたら後で書いて遣ろう」
半「先に書いてくんねえな」
海「後でも好かろう」
半「そんな事をいわずに、気が変るといけねえから書いてくんねえ、その代り小兼を女房に持たせる