Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme

Aozora Bunko

山三郎は飛んだ事をしたと思って、

山「師匠此処へ下りな、いけねえことをしたな、何所かの葬式があっておもり物を整然と備えてあったに、お前が喰って仕舞って咎められては申訳が無え」

馬「葬式が来たら旦那強飯か饅頭だろう、何ぞお手伝をしましょうか」

山「意地の穢ない事を云いなさんな、彼方へ行っていよう」

と二人は片隅の所へ隠れていると、どか/\上って来て武士は被った頭巾を取り龕灯提灯を翳して、

武士「大きに御苦労/\」

何か和尚と囁きながら烟草を出してぱくり/\と呑んでいますのを、山三郎が片蔭に隠れていて目を付けると、何所でか見た様な武士だと思い出すと、三年前の十月十二日の夜川崎の本藤の二階で、此の武士が百姓を嚇して…殊に己の金入を盗んだ武士で…彼の儘助けて返したが、彼奴は此処等にうろ/\しているか、何処の者か知れんが甚だ妙だ、篤と様子を見ようと、尚お姿を隠しておりますと、又仲間共とこそ/\囁きまして、ぽんと畳を二畳揚げて、根太板を剥がして仲間体の者が飛下りて、石蓋を払って其の中へ彼の大いなる棺桶をずっと入れて、元の様に石蓋を斑に置いて、根太を並べて畳を敷いて、さアこれで宜いと坊主もお経を上げずに、四人もずうっと出かけました。