Japanische Klassiker mit Furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme
ときの手伝となって行って様子を見ていると、向うも急ぐとみえて、夜の明けん中と云うので、漸く人は五人ばかり付いて来て、仰願寺様な蝋燭を点けて和尚は一人でお経をあげて、棺桶を取って葢を開け和尚が髪をすりかけて居るを、山三郎は米藏の後からそうっと葢を押えながら差覗くと、少々夜がしらんで明るくなりましたから、見ると仏は十七八の娘で、合掌は組んで居るが、変死と見えて上歯で下唇を噛みまして、上眼をつかって仰のけになって居るから、はてなこれは変死だなと能く見ると、自分の縁類なる東浦賀の大ヶ谷町の吉崎宗右衞門と云う名主役の娘おみわで、浦賀で評判の美人だから、はてな奥様が死んだと云って吉崎の娘を葬るは、はて訳の分らん事だが是は怪しいと思いまして、山三郎は米藏よりは先きへ逃げ出して来まして、お直の処へ来て着物を着換え、是から急いで真堀の定蓮寺へ参りましたが、夜はシラ/\明けまして、定蓮寺の彼の本堂へ来まして、喜連格子を明けて這入りまして、和尚に見咎められてはならんから、彼方此方と抜足をして様子を見ると、人も居らん様子で、是から上って畳二畳を明けて根太板を払って、窃っと抜足をして蓋を取って内を覗くと、穴の下は薄暗く、ちら/\灯火が差しますから山三郎は訝しく思い、棺の中から灯のさす