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Japanische Klassiker mit Furigana

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えどまえのつり

江戸前の釣り

三遊亭 金馬

Lesen Sie 江戸前の釣り (えどまえのつり) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.910 Zeichen · 214 Bildschirme

Aozora Bunko

健康上、スポーツとして魚釣りを始めたのがよかったのか、それから不思議と丈夫になられた。ときは十月神無月、出雲大社に日本全国の神々が集まって縁結びをする。その中で恵比寿君だけは、出雲国美保ヶ崎というところで、三ツ柏の素袍大紋を着てタイ釣りをしていたが、あまり釣れるので夢中になり、縁結びの集会にまに合わず、留守番役にされた。

神無月一人残って笑ってる

聖徳太子の推薦によって、天子の御膳職を司っている。

不思議なことに、われわれ子供時分の恵比寿さまは、木の枝を持って釣りをしていたが、いつごろからか男竹の釣り竿を持つようになった。この人は、のちに釣り道具屋、釣り竿師のスポンサーでもついたためかと思う。

このへんで、今流行の婦人釣り師を一枚加えておこう。

「神功が女釣り師の初めなり」とは前にも述べたが、近ごろとくに目につき出したのは、この婦人釣り師である。春先の乗っ込みブナ、ヤマベ、ヤマメの清流釣り、盛夏の沖でアジ釣り、陽よけの下で沖ナマスに舌つづみを打つ。秋の彼岸のハゼ釣りの舟、沖から奇声が聞こえてくると思うと、女性の釣り師である。

冬のしびれるような氷の上のワカサギ釣りに、芸者にウイスキーを持たせて連れて行った。