Japanische Klassiker mit Furigana
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とうじょうのきじゅつし
塔上の奇術師/鉄人Q
江戸川 乱歩
Lesen Sie 塔上の奇術師/鉄人Q (とうじょうのきじゅつし) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 151.766 Zeichen · 303 Bildschirme
手や足は、四角な棒のようです。そいつが、ガクンガクンと、機械みたいな歩き方で、こちらへ、近づいてくるではありませんか。背の高さも、おとなよりずっと大きいのです。
それが一つだけではありません。二つ、三つ、四つと、やみの中から、つぎつぎと、おそろしい姿を現わしてくるのでした。
これこそロボットです。四角な顔、四角なからだをしたロボットです。
四つの大きなロボットが、やみの中から、現われて、二少年をとりまいてしまいました。
ロボットが足を動かすたびに、ギリギリ、ギリギリと、歯車の音がします。機械でできているらしいのです。
「ね、逃げられないでしょう。こいつらが、番をしているのよ。逃げようとすれば、ひどいめにあわされるわ。」
少女は、べつにこわがってもいないような、ほがらかな声で、いうのでした。
しかし、少年たちは、おそろしさに、ガタガタふるえて、ものもいえないのです。
「ここは、おもしろいうちよ。おばけの家なのよ。だから、あたしも一つ目小僧にされちゃったのよ。でも、こわいことはないわ。あたし、強い子だから、へいきよ。ここのうちにいるのが、たのしいくらいだわ。