Japanische Klassiker mit Furigana
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とうじょうのきじゅつし
塔上の奇術師/鉄人Q
江戸川 乱歩
Lesen Sie 塔上の奇術師/鉄人Q (とうじょうのきじゅつし) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 151.766 Zeichen · 303 Bildschirme
しかし、これは小林団長だけが持っていて、ふつうの団員は持たないことになっています。いりようのときは、小林団長がかしてくれるのです。
このなわばしごは、どこにも売っていませんし、小学生の団員にはあぶないので、持たせないのです。
北見少年は、少年探偵団にこれからはいるのですから、なにも知りませんので、中井少年が七つ道具のことを、教えてやりました。すると、北見少年がふしぎそうにたずねるのです。
「B・Dバッジが、どうして七つ道具なの? これ何に使うの?」
中井少年は、てのひらにのせた二十個ほどのB・Dバッジをジャラジャラいわせながら、それに答えました。
「いろんな使いみちがあるんだよ。ぼくたちが、悪者に、どっかへ連れられていくことがあるとするね。そのときは、向こうのうちに近づいた時、歩きながら、このバッジを一つずつ、そっと道へ落としていくんだよ。そうすれば、これを少年探偵団員が見れば、ぼくたちが、あぶないめにあっていることがわかるし、バッジのあとをつけてくれば、連れこまれた場所が、わかるというわけだよ。それから、悪者が、追っかけてきたら、このバッジを投げつけて、たたかうこともできるし、どこかへとじこめられたとき、手帳の紙をちぎって、手紙を書き、このバッジを包みこんで、おもしにして、へいの外へ投げて、助けをもとめる