Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
Lesen Sie 暗黒日記 (あんこくにっき) von 清沢 洌 (きよさわきよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 93.322 Zeichen · 188 Bildschirme
一月三十日(日)
二月三日(木)
二月五日(土)
二月六日(日)
その話――
支那人は皇軍といわず、それに虫へんをつけるという。蝗軍のきたるところ一物も残さずという意味だとのことだ。
一月三十日(日)
毎日新聞に「断乎として行うべし」との社説あり。米軍が病院船を攻撃したから、これに報復せよというのである。俘虜でも死刑にせよというのか。
二月三日(木)
朝、箱根に赴く。雪ふる。富士屋ホテルの冷たきこと。高柳、小畑らと対外宣伝のことにつき談ず。食はよいが分量少し。
二月五日(土)
午前中にドラフト完成。僕の原案を基礎とし出來あがったものだ。もし、これが具体化すれば、僕も戰爭遂行に一役演じたことになる。
午後二時の電車で帰る。マーシャル島に敵が上陸した旨発表。石橋湛山君の二男和彦君がクェゼリンにいるはず。石橋君の心配に同情する。
二月六日(日)
マーシャル島の米軍來襲を、どの新聞も元寇以來の大問題として、ページを埋めている。朝日は頭山満をかつぎ、毎日は徳富をかついでいる。
頭山は朝日に次のようなことを言っている。
「米英の狐狸どもをやッつけるのを、商売のようにしてきたワシじゃ。向うはあり余る機械力という奴で、泥棒根性丸出しに刄向って來る。