Japanische Klassiker mit Furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme
山「成程妙に巧んだもので……お蘭さん其のまアお前の亭主から贈ったという手紙をお見せなさい、まあサ見なくては解らんから」
と強いて云うゆえおらんも此の場になってはもう是非がない、
蘭「はい、皺だらけに成ってはいますが」
と圖書より贈った手紙を出しましたから山三郎は開けて見ますと、文章は至って巧みに、亭主が女房に手を突いて詫るように書いて有ります。
手紙の文意「我等儀主家滅亡の後八ヶ年の間同類を集め、豪家又は大寺へ強盗に押入り、数多の金銀を奪い、実に悪いという悪い事は総て我等が指揮して是迄悪行を累ねしが、三年跡其許を妻女に持ってから後は其許の孝行と貞節に愧じて、何卒悪事を止め度くと心掛け居るものゝ、同類も追々に殖え何分にも足を洗う事叶わず、然るに此の度其許に我等の悪事を見顕わされ誠に慚愧の至り、さりながら同類の手前何分捨て置きがたく、是非なく真堀の定蓮寺へ気絶の儘埋葬いたすなり、されども気絶の事なれば棺桶の中にて蘇生するようなる事あるも測り難し、されど此の事が其許の口より露顕致せば大勢の難儀になる事なれば誠に非道の夫とも思わんが、何卒此の懐剣にて是非も無き事と諦め得心の上自害して呉れられよ、尤も我等も遠からず官のお手に遇い死刑に臨む