Japanische Klassiker mit Furigana
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
Lesen Sie 灰色の巨人/魔法博士 (はいいろのきょじん) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 156.085 Zeichen · 312 Bildschirme
きみがばけていたんだよ。」
「ウフフフ……、そうかもしれないね。」
「そして、オモチャの人形が、いつまでも歩いたのは、やっぱり、きみが、細い糸であやつっていたんだ。きみは、両手を前につきだして、人形を追いかけていた。それで、きみの手は、いつも、人形の真上にあった、あの手で、細い糸をあやつって、人形が歩くように、見せかけていたんだよ。うす暗い夕がただから、その糸が見えなかったんだ。
それから、とつぜん、子どもぐらいの大きさになったのは、ポストのあるまがり角だった。黄金の衣装をきた子どもが、あのポストのかげに、かくれていたんだよ。」
「いや、それでは、まだ、考えがたりない。いいかね。あのときは、うす暗いといっても、まだ夕がただった。それに人どおりがないとはいえない。いくらポストのかげにかくれていても、金ピカの衣装をきているんだから、すぐ見つかってしまう。そうすれば、大さわぎになる。このわしが、そんな、あぶないことを、やるとおもうかね?」
「あっ、そうか。それじゃあ、あのポストは……。」
小林君は、びっくりしたような目で、怪人を見つめました。
「うん、そうだよ。