Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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はいいろのきょじん

灰色の巨人/魔法博士

江戸川 乱歩

Lesen Sie 灰色の巨人/魔法博士 (はいいろのきょじん) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 156.085 Zeichen · 312 Bildschirme

Aozora Bunko

二少年は、びっくりして、それをしらべました。ふたりは、小林、井上、野呂の三人が、五日もまえから、ゆくえ不明になっていることを、よく知っていたからです。もしや、あの三人が、じぶんたちの行くさきを知らせるために、落としておいたのじゃないかとおもうと、もう、胸がどきどきしてくるのです。

「裏をごらん。裏に名まえがほってあるだろう?」

「うん、ほってある。コ、バ、ヤ、シ、あっ、小林団長のバッジだよ。」

「じゃ、小林さんがゆくさきを、知らせるために、すてていったんだね。きっと、井上君やノロちゃんも、いっしょだよ。」

「うん、そうだ。さがしてみよう。少年探偵団の規則にしたがって、二十歩にひとつずつ、落としてあるはずだ。きみ、あっちをさがしな。ぼくは、こっちを見るから。」

そこで、二少年は、地面を見ながら、はんたいの方へ、一歩、二歩、三歩と、足かずをかぞえて歩いていきました。

「あっ、あった。ここにあったよ。」

うしろのほうへ歩いていた山村君が、第二のバッジをみつけました。

「よしっ、それじゃ、そっちの方角だね。ぼくもいっしょに、さがそう。」

川瀬君は、そこへ走ってきて、それからは、ふたりでバッジをさがしながら進みました。