Japanische Klassiker mit Furigana
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ずいひつ しんへいけ
随筆 新平家
吉川 英治
Lesen Sie 随筆 新平家 (ずいひつ しんへいけ) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.575 Zeichen · 424 Bildschirme
これはとんでもないことだと思った。しかしなるほど、そういわれると伴睦氏も鼻が赤い。それにいつか府中競馬場で、同君の顔をスケッチした漫画家氏が、一枚描くところを二枚描いて、居合わせたぼくに「何か讃をしてくれ」というので、筆を借りて即興的に「伴睦相中紅一点」と書いてやったことはある。――かといって、なにも「新・平家」の中に無断拝借するような失礼はしない。語音と鼻との、たまたまな暗合である。同氏の名誉のためあきらかにしておく。(二九・九・五)
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詳しい数字は知らないが、出版界に“週刊誌時代”の新語をつくった本誌は、その発行部数も今たいへんな上昇率をしめしているらしい。この小説の第一回が載った五年前にくらべると、読者数は十倍にもふえており、当然、途中から読みついた人や、この辺からの読者も多いのではないかと想像される。
で、そうした新しい読者のために、時にはぜひ“前回までの梗概”というのがあってよいのだが、既刊単行本だけでも十六巻となって来たので“あらすじ”といっても容易ではない。かんたんには分かりきれまいという気が読者にもするであろうし、ぼく自身にもするのである。