Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
ゆきのじょうへんげ
雪之丞変化
三上 於菟吉
Lee 雪之丞変化 (ゆきのじょうへんげ) de 三上 於菟吉 (みかみおときち) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 344.083 caracteres · 673 pantallas
一四
やっぱし、門倉さんには、お前さんは荷が勝ちすぎた相手だとわかったので、とうとうあたしが、顔を見せなければならないことになったのだがね――」
お初が、べらべらと、しゃべり立てているうちに、平馬、妙な顔つきになって来た。それも尤も、かなり手ひどいコキ下ろし方なのだ。
たまらなくなった風で、
「いや、かかる斗の輩、何が怖い――今夜こそ、拙者、是非とも――」
と、惚れたお初から蔑まれて、じっとしていられない平馬、縁側から飛び下りようとするのを、激しく恥じしめるように、お初が、また止めた。
「お止しよ、門倉さん、ふふ、いろ男は、金と力が無いからって、何もはずかしいことはありはしないやね。わざわざ、お前さんが立ち向って、また、いつぞやのように、当身でも食って、のけぞってしまったら、それこそ御念が入りすぎるよ。まあ、雪之丞のことは、わたしにまかせてお置きなさいよ」
「じゃというて、このままに、こやつを帰すことは――」
「だれも、この人を、ここから逃がすとはいっていませんよ」
「しかし、一味一党、無念や、おくれを取ってしまった今、拙者が出なんだら――」
と、平馬は、青ざめて、油汗を額にうかべて、