Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しゅっけとそのでし

出家とその弟子

倉田 百三

Lisez 出家とその弟子 (しゅっけとそのでし) de 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 121 812 caractères · 248 écrans

Aozora Bunko

三人の僧退場。唯円しばらく沈黙。やがて茶器を片付け、立ちあがり、廊下にいで、柱に身をよせかけ、ぼんやりして下の道路を見ている。商家の内儀と女中と下の道路の端に登場。

内儀 きょうはたくさんなお参りだね。

女中 いいお天気でございますからね。

内儀 ずいぶんほこりが立ちますね。(眉をひそむ)

女中 お髷が白くなりましたよ。

内儀 そうかえ。(手巾を出して髷を払う)少し急いで歩いたものだから、汗がじっとりしたよ。(額や首をふく)

女中 ほんに少し暑すぎるくらいですね。

内儀 線香に、米袋に、お花、皆ありますね。

女中 皆ちゃんとそろっています。

内儀 おやお勤めの鐘がなってるよ。

女中 ちょうどよいところへ参りました。

内儀 早く本堂のほうに行きましょう。(道路の向こうの端に退場)

親鸞 (登場。唯円の後ろに立つ)唯円、唯円。

唯円 (振り向く。親鸞を見て顔を赤くする)

親鸞 そんなところで何をしている。

唯円 ぼんやり町を通る人を見ていました。

親鸞 きょうはよいお天気じゃの。

唯円 秋にしては暑いくらいでございます。

親鸞 たくさんな参詣人じゃの。

唯円 はい。ここから見ているといろいろな人が下を通ります。